ぐみまとめ。

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17.羊水検査 ⑤ ついに穿刺

15:30過ぎ、ようやく医師が来ました。

 

忙しい雰囲気が伝わってきて、あまりコンディションは良くなさそうな感じ。

 

 

まず、エコーで胎児の位置を確認します。

 

幸い私の赤ちゃんはその時左側に移動していて、右腹部に隙間がありました。

 

 

エコーを置いて、

穿刺部位にしるしをつけます。

 

 

 

「では、始めますー」

 

 

 

私のお腹の上に手術シートを敷き、医師は滅菌手袋を装着。

 

ここで、驚いたのですが、エコーはもう見ていないのです。

 

 

先ほどのエコー画像のイメージで、狙いを定めて穿刺。

 

エコーか穿刺するものと思っていたので、

「えええー!エコーは見ないの?さっきので終わり?感でやってる?赤ちゃんがその間に移動して刺さったらどうするのー!」

と、心の中で叫んでいました。

 

 

 

羊水はスピッツに2本取ります。

 

シリンジを変えてパッパとこなし、

1.2分だったと思います。

私の中では時間が長く感じられたけれど、短い時間で針を抜き、絆創膏をポンッと貼られて終了です。

 

 

羊水を見せてもらいました。

色は想像通り尿のような黄色。混濁なく透き通っていたと思います。

 

 

羊水検査では穿刺したけれど羊水か出てこなくて3回やり直しただの、

それでも失敗して日を改めて仕切り直しだの、

そんな体験談も見たことがあるので、

一発で、短時間で終わり、正直とてもホッとしました。

 

 

 

お腹に穴を空けたわけなので、腹圧がかからないようにしなければなりません。

 

しかし、車いすに乗るわけでもなく、そーっと手術台から降りて、立って病室まで戻りました(歩いたといっても20歩くらいで近かったです)

 

 

 

「検査終わりました、ここから1時間安静にします」

 

 

病室に戻り、そっとベッドに入り、助産師さんが部屋を退室した途端、

緊張の糸がぷつんと切れたのか、涙が溢れてきました。

 

夫の顔を見て安心したのもありますが、

やはり検査が怖かったのと、赤ちゃんも怖かったよね、と思う気持ちと、

疑ってごめんね、と謝っている自分がいました。

 

 

夫は頑張ったね、大丈夫だよ、労わってくれました。

 

 

 

 

穿刺時の痛みも強いのか心配していましたが、

私は痛みよりも緊張と不安のほうが強く、あまり痛みは感じませんでした。

局所麻酔もしているので、採血が大丈夫な方は比較的痛みに関しては大丈夫なのではと思います(個人的な感想にすぎますが笑)

 

 

 

15分ほどして再度助産師さんが病室に来ます。

 

「これから5日間、お薬を内服します。子宮収縮抑制と抗生剤です。収縮抑制のお薬は副作用にドキドキしたりするものがありますが、大丈夫そうだったら飲み続けてください」

腹圧をかけないようにゆっくり起き上がり、2錠内服しました。

 

 

1時間安静時に夫と今日の夕飯の話をしてやり過ごし(その日はピザにしました笑)

最後にエコーで胎児の状態を見て終了です。

 

特に以上なく、赤ちゃんは元気に手足を伸ばして動いていました。

 

料金は10万円。

 

 

検査結果は2週間後に出るので、再度予約して帰宅しました。

 

 

 

帰宅してからは、念のため当日の入浴は控え、

食事とトイレ以外はひたすらベッドに横になり1日を終えました。

 

 

子宮収縮抑制のウテメリンは私はかなり副作用が強く出ましたが飲み切りました。

 

血中濃度がMAXになった頃に動悸、手の震えがひどく、仕事にも支障が出たほどでした。

内服中は処置をしないポジションにつかせていただき助かりました。