ぐみまとめ。

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【さく乳機】電動でよかった。新生児期~完母になった今も大活躍しています

母乳育児をされているすべてのママさんへ。

これから出産予定のプレママさんへ。

 

さく乳機を検討されている方々へ

少しでもアドバイスになればと思います。

 

 

 

 

さく乳機を購入するきっかけ

 娘が産まれてから1か月の間。

一番つらかった時間は授乳している時だったかもしれません。

 

夜勤がつらい、泣いてあやしつかれたとか、育児の大変さはいろいろあるけれど、

私は娘がおっぱいを吸っているその行為が嫌で仕方がなかった期間がありました。

 

今となってはそんな感情は消え、授乳時間が愛おしくて仕方ないですが、

当時はおそらく産後メンタルの変化も合わさって、授乳のたびに泣いていました

 

 

なぜ、授乳の時間が嫌で仕方なかったのか、挙げてみます。

 

・頻回授乳で毎回体力が削られてぐったりする

・娘の吸い方が半人前の為、乳首が痛い

・吸っているそのものがぞわぞわして気持ち悪い

・母乳がきちんと出ているのか分からず、自分を肯定できなかった

・授乳後満足してなさそうに泣き出す

・当時は授乳にトータル30-45分×8-9回と時間が長く回数も多かった

 (現在生後五か月では10分×5-6回です)

 

理解できない理由もあるかもしれませんが、本当に本当に辛かったのです。

 

さく乳機との出会いは出産後入院の5日間の中ででした。

娘の授乳タイミングと私の調子が合わなくてミルクだけあげた時間がありました。

その日の夜中、岩のように胸が張り、助産師さんに搾乳を勧められました。

 

100mlほど母乳が取れたと思います。

 

自分がこれだけ母乳が出たことに感動したし、常に乳首が切れていて痛かったので、一回お休みできたことで心も身体も回復したことを覚えています。

 

 

退院して、何日か過ぎた日、私のこの感情を旦那に相談したところ、

「搾乳機を買おう。周りのススメでは手動よりも電動だ」

と言ってくれたので、遠慮なく購入を決めました。

 

 

購入したさく乳機の紹介

 ピジョン 「母乳アシスト 電動 プロパーソナル」を使用しています。

 

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商品ラインアップ |ピジョンさく乳器 母乳アシスト® | ママのはじめてサポートサイト | ピジョンインフォ

 

 

 

 

ピジョンは手動1種類、電動が3種類のラインナップで、

私は電動で搾乳機と装置が離れているものを購入しました。

 

 

↓全部品はこの通り。

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プラスチック製の母乳実感哺乳瓶(160ml、SSサイズ乳首付き)が付属でついてきます。

母乳実感であれば、他のガラス製の哺乳瓶や他サイズの乳首でも変換可能なのでとても便利です。

 

 

洗えるものは以下のパーツ。

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煮沸も電子レンジも薬液もOKです。

私はミルトン使用しています(1Lの薬液を作ってギリギリ浸かります)

 

 

 

部品が多そうに見えますが、セットは10秒ほどでできます。

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頭でっかちなので、哺乳瓶の下に土台をセットしないとすぐに倒れます。

 

 

本体へつなぐチューブを装着。

このチューブは吸い上げ機能です。

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チューブと本体をつなげます。

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そして本体には更に電源コードを繋げます。

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電源コードが鬱陶しいなと思う方は

別売りのバッテリーを購入してコードレスにすることも可能です。

(私はしていません)

 

 

 

実際に使用してみた

 電動プロアシストは

①さく乳準備ステップ

②さく乳ステップ

という2つの段階を踏んで搾乳していきます。

 

 

 ↓①さく乳準備ステップは1番左のしずくマーク1つ(強弱選べる)

 ②さく乳ステップはその隣のしずく2つ(吸引リズムの変更、また、強さを6段階まで調整できます)

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①さく乳準備ステップがあることで、乳首が柔らかくなり、刺激され、母乳が出やすくなる感覚があります。強弱はあまり私には差がなく、強のみを使用。じんわりと母乳が出てきたら②に切り替えます。

 

②さく乳ステップで実際にさく乳を開始します。

・一定の間隔母乳をとる「シンプルモード」

・強さと速さの変化をつけたリズムの「ナチュラルモード」

・専用アプリでリズムを自分で追加する「カスタムモード」

以上3つのモードがついています。

強さも6段階に選べるので、さく乳の終盤は少し強めにしたりと適宜調整しながら行えます。私はシンプルモードを使うことが多いです。

 

病院では手動の搾乳機を使用したので比較してみると、

・搾乳時間が圧倒的に短縮された

・片方手が空くので搾乳中に別のことをできる

・手が疲れない

というメリットが出ました。

 これだけでも電動にして良かったと思っています。

かなりの頻度で使用するのであれば断然「電動」がお勧めです。

 

 

私の搾乳機の使用タイミング

 ー新生児期ー

冒頭でもお話しした通り、新生児期は授乳を1回お休みしたいなと思う時に使用していました。さく乳する時はミルクはパパにお願いして、私は心身ともにお休み。

採れた母乳はフリーザーパックに保存し、次回にも使用できます。

母乳不足感が強かったときは、解凍して追加で与えたりしていました。

 

 

さく乳する時間もかかるんだから授乳してしまえばよいのにと思う方もいると思いますが、朝から晩までお世話をして、眠気と闘いながら授乳を続けるとパワーが削り取られてしまうので、私は一瞬でも娘と離れる時間があって良かったと思っています。

娘と離れている時間はパパもより育児に参加できるし、娘とスキンシップが取れるのでそれはそれでよかったと思っています。

 

 

ー生後2.3か月ー

生後2-3か月頃は授乳間隔が不規則で、娘とのタイミングがうまく取れず胸が張ってしまう場合に使用していました。

例えば、娘が朝まで寝てくれて夜間授乳がない日、痛くて起きてしまいます

そんな時に大活躍でした。

 

育児も落ち着いてくると、美容院・歯医者・少し気分転換に一人でお出かけする等、娘をパパに任せる日も増えてきました。ミルクを上げるタイミングによっては帰宅後授乳せずさく乳することもあり。

私は出先でさく乳したことはないのですが、もし半日以上長時間授乳できない場合には、手動かコンパクトな電動搾乳機の方が良いかもしれません。

 

 

ー生後4か月以降ー

母乳のみでよく体重が増えるようになったため、1日数回あげていたミルクを中止し、完母になりました。

ようやく授乳間隔が伸び、授乳時間も固定されてきたので、あまりさく乳機を使用しなくなりました。

が、唯一大活躍しているのが、飲酒した時です。

 

もともと私はお酒が好きなので、月2-3回お酒を飲む日を作ってもらっています。(その日はパパが夜勤、次の日のミルクは全てパパにしてもらっています)

飲酒後はほぼ1日授乳をお休みしています。

娘がミルクを飲むタイミングで私もさく乳するようにしています。

 

 

ーその他必要になりうるタイミングー

・体調不良の時

・薬を飲んだ時

・乳首トラブルで直母が難しいとき

・仕事に復帰し授乳できない日中

  ・・・など、さく乳機が活躍する機会はたくさんあるでしょう。

 

 

 

 

まとめ

娘と私の授乳スキルが上がっていくにつれて、さく乳機を使用したいタイミングやシーンもどんどん変化していきました。

少しでも育児を楽に、そして心と体に余裕ができたことで、ますます育児が楽しくなる。と、良いループができたと思います。

 

赤ちゃんがおっぱいを上手に吸えてくると、どんどん母乳量が増えていきます。

そんな中でさく乳する機会ができた場合、手絞りだとどうしても時間がかかるし、大変疲れます。

さく乳機が本当に必要かどうかは、出産後しばらくたって自分の母乳の出具合いを見てから判断されると良いかと思います

 

私は電動さく乳機にしてさく乳中も楽に過ごすことができて良かったですが、

手動・電動のメリットデメリットを考慮し、自分に合ったさく乳機を選んでいただきたいなと思います。

 

 

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