ぐみまとめ。

妊活・子育て・OL→看護師の仕事・美容・ライフ・備忘録など様々なコンテンツのまとめブログです。

看護師の給料事情

看護師のお給料ってどのぐらいなのだろう?

皆さんが気になるお話だと思います。

 

私が特徴的だなぁと思うことは以下の二つです。

 

1.初任給が高い(ことが多い)

2.基本給が安い(ことが多い)

(ことが多い)というのは私の転職時の経験と、

転職時に様々な医療機関の給料提示を見てきて感じた事であり、

必ずしも全てがそうとは断言できないからです。

 

初めから看護師として働いている方にはあまり思わないことかもしれませんが、

OLでのお給料をもらっていたモノとしては強く思うのです。

この2点が嬉しくもあり悲しくもあります笑

 

 

1.初任給が高い(ことが多い)

専門職としては当たり前のことかもしれません。

3年もしくは4年間頑張って勉強し、辛い実習も乗り越えて国家資格を取得したんです。

また、場合によっては危険な場面に出くわすこともあります。

感染症では看護師は常にスタンダードプリコーション(※)にのっとって

自らの身を守りながら働いています。

 

私の体験談からすると、

OL時代の初任給と比べると5万程の差がありました!

 

健診センターなどへ就職すると、

初任給の相場は基本的に低いですが(保健師の資格を持っていれば別です)

内科などのクリニックでも探せば最初から高収入で働くこともできます。

 

また、よく美容業界はお給料が高いっていいますよね。

しかし、学ぶものは他の医療機関では実施しない特殊なものになりますので、

看護学をしっかり学んだベテランさんになってから考える事を私はおすすめします。

 

 

 

2.基本給が安い(ことが多い)

これは本当にシビアな話です。

 

例えば、額面が30万だとします。

しかし、基本給は14~20万ぐらいと額面の6割ぐらいになることが多いです。

(私の前働いていたクリニックでは基本給24万と高額だったので、探せばあるかも知れませんが!)

 

では、どうして額面がそんなに高くなるのかというと、

手当が多いからなんです。

 

OLの場合、手当として考えられるものは、

・住宅手当

通勤手当

・残業手当

が一般的だと思います。

 

しかし、看護職だけではないかもしれませんが、上記の手当に追加して以下のような手当が含まれることもあります。

・危険手当

・資格手当

・皆勤手当(一回でも遅刻したらナシなので、皆勤手当て1万だとかなりの痛手・・)

・食事手当

・夜勤手当

・手術室勤務手当

・特殊業務手当

・専門看護手当(認定看護師等)

 

とても特殊なんです!

看護師のお給料の相場はなんとなく平均があります。

基本給に手当を付けて、額面が上がり、高くなっているのです。

転職サイトのお給料の中によくありますよね。

給与 300000円 (主要手当含む)←これです!

 

実際に基本給がいくらなのか聞いてみないとわからない医療機関も少なくありません。

 

「でも、額面が高ければ毎月もらえる額は一緒でしょう?」

いいえ、そう考えているのであれば後々損します!

 

給与の他に賞与や退職金と、支給されるものがありますよね。

その賞与や退職金は「基本給」から計算されるのです。

 

年収からみると、そういったからくりで賞与の額は低く、相場より低くなることもあります。

(ましてやクリニックの賞与は1.2か月のことがほとんど…)

 

 

ネガティブな事もお伝えしましたが、これが私が感じた看護師の給与のしくみです。

病棟やクリニックや健診センター、企業看護師でまた大きく給与体系は変わると思います。

転職を繰り返しても一定の生活レベルを保てるのは

看護師がやはり国家資格で、手に職をつけているからなのでしょう。

 

パートの時間給も1800~2400円と高く、

まだ子どもが小さいお母さんも無理なく働けるのも看護師のメリットだと感じています。

 

 

スタンダードプリコーション

「すべての患者の血液、体液(汗を除く)、分泌物、排泄物、粘膜、損傷した皮膚には感染の可能性がある」とみなし、患者や医療従事者による感染を予防するための予防策(標準予防策)のこと